喫煙者の方で、息切れや、
咳・痰にお悩みなら、COPD
である可能性があります。
COPDは、肺気腫（肺が壊れ
た状態）が悪化し、呼吸がし
にくくなる病気です。

この病気の一番の原因はタバコです。
喫煙者の15～20％がCOPDを発症すると言われています。また、喫煙者の中でも、特に中高年に発症しやすく、「肺の生活習慣病」と呼ばれています。

現在、喫煙している方はもちろん、以前に喫煙していた方で、以下のような症状がある場合、COPDを疑って、早めの受診をお勧めします。

このような症状がある場合は、当院までお早目にご相談ください。

COPDは進行性の病気で、初期症状としては、少し動くだけでも息切れするようになります。
重症化してしまうと慢性呼吸不全となり、在宅酸素治療が必要となります。

慢性呼吸不全を分かりやすく説明すると、水の中で溺れて、酸素不足で呼吸ができずに苦しい状況がずっと続いているような状態です。

慢性呼吸不全になると、生きている間はこのような息苦しい状態が続きます。
そのため、COPDは「死よりも恐ろしい病気」と言われています。

また、COPDは全身にも影響を及ぼします。「がん」や「動脈硬化」「心筋梗塞」「心不全」「脳梗塞」「脳卒中」など脳・心血管系の病気を合併しやすくなると報告されています。

そのような事態を未然に防ぐためにも、COPDの疑いがある場合は、早めの検査、治療をお勧めします。

COPDは、禁煙をはじめとした治療法によって、症状改善が見込めます。
早期発見と適切な治療によって、同年代の健康な人と同じような生活を送ることができるのです。

「自分もCOPDではないか？」
とご心配でしたら、お早めに当院の医師にご相談ください。

当院はスムーズな診察、検査を行うため、予約制となっています。
事前にお電話（03-6459-7318）またはインターネットからご予約をお願いします。